旨辛ラーメン
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メディ本優一の手記
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私は意外とラーメン好きで
好きなラーメン屋のためなら、たまの日曜日に友人と企画して、わざわざ1時間以上かけて車で食べに行ったりもする。
ラーメン好きだからと言って、都内のラーメン屋をたくさん巡っているとか、池袋制覇!とかそういう聞こえの派手なことはしていないが、とにかく美味しいラーメンは正義なのである。
さて私が大学に入ってから、割と長く通っている旨辛系のラーメン屋があって、今回はその話。
名前の通り、その旨辛さと麺の上に乗った唐揚げがどうしようもなく病みつきになるラーメンで、一度移転もしているのだが、しつこく赴いてしまうほどだ。
が。
店員さんたちが恐ろしく無愛想なのである。
美味しい飲食店の条件は、何となく自分の中に固まっていて
・店の中、特に厨房がキレイ
・店員さんのサービス・雰囲気などが良い
主にこの2つ(特に前者)がクリアされていると、お店に入っただけで期待してしまう。
しかし、この旨辛ラーメンは何とも悔しいことに、この2つをクリアしていないにも関わらず、すごく旨いラーメンを作りおるのである!!!(厨房は実は隠れてあまり見えないのだが、このお店に関してはキレイな厨房が想像出来ない。はい失礼)
悔しいなぁ〜などと思いながら、今日もトレーニング後にしこしこ食べて来た。
だが、実は同じような経験を旅行先の徳島でも味わったことがある。
徳島ラーメンというのは濃ゆ〜い豚骨醤油スープに味のついた豚バラ肉が入り、更には上に生卵が乗った最高に旨いラーメンなのだが
その本家らしきお店の店員さんも、4人ほど揃いも揃って客のことなど気にせずテレビを見ていた。ニコニコしたり愛想も特になし!
徳島ラーメンと言えば、もう名物中の名物で、特別に愛想を振りまかなくとも、お客は寄ってくるのかも知れない。人気店としての風格が全面に感じられたのを覚えている(めたんこ美味しかったし…)。
↓徳島ラーメン
先の旨辛ラーメンも同じなのかも知れない。よくよく考えたら、テレビで取り上げられたこともあるお店で、最盛期の行列はなかなかのものだったと記憶している。
お店の評価が閾値を超えると、細かいことは気にしなくなるのかな。
驕り高ぶりもせず、媚びへつらいもしない。そんな人間になりたいものですな(お!良い締め方)。