メディ本優一の手記

医学生 松本優一が、空白の2年間を経て帰ってきた!ミッシングリンクを埋めるべく彼は何を語るのか...?※毎日更新

【爆・勉強法:Anki①】アプリの紹介

こちらのWebサイトは以下のリンクに移転しました。


メディ本優一の手記

このブログは不慣れながらもWordpress に移行いたしました。

下のリンクからどうぞ。

 

 

 

全人類へ告ぐ!!!!

Ankiを使え!!!!

 

ということで私の好きな、結論を先に言うタイプの文章が炸裂しました。要点を押さえられたそこのキミ、お帰りはあちら。

 

…ご希望の声がありますので、少し詳しい解説といたしましょう。なんといってもこの話は、CBTや医師国家試験を控えた医学生のみならず、全ての学び人に有能な情報となりますからね。

 

 

◆Ankiとは?

さて、Ankiとは、詰まるところフラッシュカードアプリです。それもダイブ伝統的なもの。

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最初にリリースされたのが2006年。デベロッパーは外国人。しかし何故、名前は日本語由来のアンキなんでしょうか。知らんので本稿では割愛します。

 

このアプリの最大の特徴は、フラッシュカード演習の反復頻度を独自の忘却曲線に基づいて、自動設定してくれるということ。つまり、忘れるか忘れてないかくらいのタイミングで、再び同じ問題を出してくれる。

: 以前私はこのアプリの存在を知らず、iOSアプリのリマインダーを使った勉強法を紹介していましたが、現在は完全にAnkiにシフトしています。

参考 : 【勉強法①】リマインダー活用術 - メディ本優一の手記

 

◆長期にわたる記憶のヒミツ

紙のフラッシュカードって、作ったはいいけど中々モノに出来ないですよね。フラッシュカードに限らず、一度は完璧にしたと思えた知識でも、数日経てば半分以上が抜け落ちます。

この理由は「この知識は長く覚えておかねばならない」と脳が思わないからです。

 

「脳が思う」というのは何となく変な感じもしますが、済みません。

しかし、人間にとって長く記憶に残る知識は、日常的に触れる、特に生存に関わるものが主です。

キャッシュカードの暗証番号や毎朝淹れるコーヒーの粉とお湯の比率、学校への行き方やいつも買うサンドイッチの値段、何本もの道の名前…いつの間にか覚えている「知識」です。これらは我々が気付かない内に、頻繁にその知識を思い出すことによって身に付いたものなのです。

Ankiでは、一度覚えた知識を、忘れかけるタイミングで再び問いかけることにより、長期間持続する知識として脳に刻むことが出来るのです!もうね、人類の叡智の結晶みたいな感じ。

 

◆この宝具を手に入れる方法

このアプリはパソコン版なら、以下のURLから無料でダウンロード出来ます。

本当に気前が良すぎますよ。実はこれ、メールアドレスとパスワードを入れてアカウント作成すれば、無限容量のクラウドストレージまで付いて来るんです…もはや裏に何かあるんじゃないかと疑ってしまうレベル。

 

ただ、安心するのはこのAnkiのiOSアプリが¥3000だという点。

「ここまで色々手厚いんだから、維持費とかもあるし、流石にiPhoneのアプリだけはお金取らせて欲しい」という意味らしいです。ドーゾドーゾ。

 

さあ、これからあらゆる知識を頭に詰め込まなくてはならない人々よ。パソコン版Ankiをダウンロードすれば、学問の大王道「復習」の神様を味方に付けたようなもの。まずは無料で神様を引っ張ってくるとこまではやりましょう。

次回からは具体的な使い方について、解説をしていきたいと思います。ここからが本番ですぞ。

 

では。

↓第2回はこちら