メディ本優一の手記

医学生 松本優一が、空白の2年間を経て帰ってきた!ミッシングリンクを埋めるべく彼は何を語るのか...?※毎日更新

【爆・勉強法:Anki⑥】債務からの緊急脱出法

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メディ本優一の手記

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毎日こなす事で、一定の反復頻度を達成することのできるAnkiですが、モチベーションの低下などからドロップアウトし、結果的に膨大なタスクを抱えてしまう事があります。

今回はそんな状態から脱出する最適解を学びましょう。

※なんだか本日は頭がお疲れで文章が稚拙な気がしております笑。ご了承ください。

 

 

①大量の負債を気合いで乗り切る、ということの危険性を理解する

長い見出しになってますが...つまり「溜まったなら溜まった分だけ全力で解消してやんよ」という発想は実は非効率かも、というお話です。

例えば、現時点で1000枚のカードを積んでいる場合、1日でその全てを解消してしまうとどうなるでしょうか?

仮に正答率50%だとすると、翌日には500枚のカードが新たにノルマとしてドカッとやってくることになります。いや、1000枚も溜まるほど長くやっていない問題となると、正解率50%を割っているかもしれません...。

お分かりでしょうか。Ankiは1日に多くやればやるほどそれが大きい波となって帰ってきます。最初は気合で乗り切っても、何度も押し寄せるウェーブに心が折れてしまう可能性があるのです(経験談)。

②落ち着いて統計(Statistics)をみる

まず、現時点で抱えているタスクを把握する事です。

デッキ一覧画面からグラフマーク(下の画像左から2個目)を選択しましょう。

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↓するとデッキに関する統計情報が出てきます。

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ここで確認するべきは「カレンダー」の下にある"Future Due"

債務返済の計画を立てる上で重要な情報は全てここに存在しています。

試しにこの"Future Due"の棒グラフをタッチしてみると...

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ポップアップ的な物が出てきます。ここに書かれているのは

本日増えたタスクの枚数=78枚

サボった結果溜まっているトータルのカード枚数=340枚

ということ。

 

③何日かけて解消するかを決める

この340枚の積みカードを最低限の労力で、X日で解消する計画を立ててみましょう。計算式は以下の通り。

今日こなすべき枚数=今日増えた枚数+(昨日までに溜まっている枚数/X)

つまり、もし10日間で解消するのなら

78[枚]+(340-78)[枚]/10[日]

で、およそ105枚(繰り上げ)が本日のタスクとなるわけです。しかし、ここで重要なのはこの計算式における(340-78)/10=26.2という数字です。

この数字は「1日につき、その日に増える枚数よりも26.2枚だけ多くカードを消化すれば、10日で積みカードがゼロになる」ということを意味しています。

そう。一度この26.2という数字がわかれば、あとは毎日、その日に増えるタスク数を統計で確認し、その数字に26.2を足した数だけカードを消化すれば良いのです。

 

④まとめ

ということで、債務を抱えたら

枚数確認→遂行日数の設定→計算→やる

の流れになります。

二度目になりますが、カードが溜まったからと言って一気に頑張るのは好ましくありません。バランスを崩し、挫折しやすくなる状況を作らないよう、計画的に消費していきましょう!

 

では。