【爆・勉強法:Anki⑤】続・ふた工夫しよう
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メディ本優一の手記
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前回の事故発生からの続きです。
①デッキをまとめよう
デッキをまとめる、とは↓こんな感じのことを言います。
↑これの+ボタンを押すと…
このようにズラっと中に含まれたデッキが出てきます。この状態を「複合デッキ」と呼びましょう。
複合デッキのメリットを4つほど挙げますね。
【手間が減る→集中しやすい】
- 本来ならいくつかのデッキを並行でこなす時、それぞれのタスクが終わったら、デッキ一覧に戻り、そしてまたデッキを選ぶ手間が発生します。しかし、複合デッキではいくつかのデッキをくっつけた状態であるため、一度もデッキ一覧に戻らず、すべてのタスクをこなすことが出来ます。
【残り枚数が目に入らない】
- デッキ一覧では、どうしても他のデッキの残りタスク枚数が目に入ってしまいます。これでは、1つのデッキを終えて「ふうーおわったで、さあ次は…」となった時に、枚数を見てやる気を失う可能性もあります。前回の「残り枚数非表示」テクニックと併用して、やる気が削がれるのを是非防ぎたいところ。参考↓
【脱落デッキが出来にくい】
- 我々がAnkiでいくつかのデッキを作っている時、多くのケースではそこに優先順位が存在していると思います。
- 例:ワインの知識より先に英語をこなす
- しかし、こういった時にデッキがすべてバラバラだと、「英語のデッキは必ず毎日やる必須ノルマだけど、ワインはたまにでいいや」となり、結果的に覚えたいはずだったワインのデッキを放り出してしまう事になりかねません。
- 当初は「覚えたい!」と思っていた知識なのですから、少しずつでも毎日やりたいですよね。知識の優劣を作らない為にも複合デッキは重要です。
【デッキ一覧の見た目が良い】
- さっきの画像2枚目のように、多くのデッキが別々に乱立して各々のノルマを主張している場合、パッと見た時にあたかも多量のタスクが待ち構えているような気がしてしまい、萎える事もあります。
- デッキを1つにまとめれば、目に入ってくるタスクも1つ。一歩踏み出せば、いつの間にか終わっていることでしょう。
①-1 どうやってまとめるの?
残念ながら複合デッキはiOSアプリ上では作成できません。Macやパソコン上のアプリを操作して、同期する必要があります。
しかし、案ずることなかれ、めちゃめちゃ簡単です。パソコン上で、デッキを他のデッキの上にドラッグしてみてください。ほらできた。
①-2 覚えておくべきこと
しかし、この複合デッキにはいくつか厄介な点もありますので、慣れが必要です。
- デフォルトでは複合デッキ内でのカード表示順は、デッキ一覧における上からの順番になります。どうしても優先的なタスクがあれば、名前を変えるなどして上の方に位置させると良いでしょう。或いは、学習設定:Study Optionから、「新規カードの表示順をランダムにする」を選択しても良いでしょう。
- デッキ全体のカードノルマ(例:1日につき新規カードは30枚)が、中に含まれるデッキのカードノルマより優先されます。つまり、デッキ全体のノルマを超える事ができない為、デッキオプションにおける調整が必要な場合があります。困ったらご連絡下さい。
こんなところですかね。
次回はこれまでのテクニックを使っていながらも大量のタスクが山積みになってしまった場合の、緊急脱出プランをご提示いたします。
っていうこの記事、何日か前に書いたんですけどねえ…なんで消えちゃったんすかねえ…。(参考:まさか記事が消えるとは - メディ本優一の手記)
では。
↓第6回